水道管に使用された塗料に関する不適切な行為への対応について
水道管用塗料に関する不適切な行為が報道されております。本件に対する本市の対応等は次のとおりです。

不適切行為の内容
全国的に広く使用されている水道用ダクタイル鋳鉄管に使用されている塗料について、公益社団法人日本水道協会(以下「日本水道協会」という。)の規格(JWWA K 139)の認証を不正に取得した疑いがあるというものです。
このことについて、日本水道協会では不適切行為の内容を次のとおり公表しています。
- JWWA規格認証取得時に、同規格で規定されている試験条件と異なる条件で得られた試験結果により認証を取得した。
- JWWA規格認証品の中に指定外原料が使用されているものがある。
くわしくは日本水道協会のホームページでご確認ください。(外部サイトへ移動します)

本市の対応

確認した事実について
「確認した事実」は以下の通りです。
- 水道法に基づき定期的に実施している水質検査において、異常はございません。
- 塗料に関連する成分について臨時の水質検査を行った結果、水質の安全性が確認出来ました。
- 水道水による健康被害に関するお客さまからの問合せはございません。
- 当該塗料は主に水道管の外面で使用されており、継ぎ手の内面の一部分で水道水に接触するものの、その面積はごくわずかに限られています。
- 各製造メーカーにおいて、公益社団法人日本水道協会の報告を受け、安全性の確認が出来たダクタイル鋳鉄管の出荷が再開されました。

対応方針について
「確認した事実」に基づき本市水道事業を以下の通り進めます。
- 不適切な行為を受け工事を一時停止していましたが、再開に向け準備が整ったものから順次工事を再開します。
- 漏水修繕など緊急を要する工事については、通常通り実施します。
お客さまに「安全」「安心」な水の供給を行うため、水質状況に大きな変化がないかを注視しつつ、情報収集に努め適切に対応を行ってまいります。