令和2年度(第8回)東大阪市CSR経営表彰受賞事業所が決定しました!!
本市では、CSR(企業の社会的責任)をテーマとした表彰を行っています。この表彰は、「環境」「地域・社会」「人権・労働」のいずれかの分野でのCSR活動と、良好な財務経営を両立している中小事業所を表彰することで、市民が誇ることができる責任ある事業所として信頼と価値を高め、市域の雇用創出や本市産業の振興と発展につなげることを目的としています。
応募のあった事業所のCSR活動について、書類審査と現地調査を行った結果、次のとおり決定しました。いずれの事業所も、社会に貢献する活動や雇用の創出につながる活動、環境に配慮した活動の実績があり、今後の継続的な活動にも期待できます。
※CSRとは・・・Corporate Social Responsibilityの略。「企業の社会的責任」と訳され、企業は社会的存在として、最低限の法令順守や利益貢献といった責任を果たすだけでなく、市民や地域、社会の顕在的・潜在的な要請に応え、より高次の社会貢献や配慮、情報公開や対話を自主的に行うべきであるという考え。
令和2年度(第8回)東大阪市CSR経営表彰受賞事業所
優秀賞(2事業所)
地域・社会部門 優秀賞
甲子化学工業株式会社

所在地 東大阪市菱江2-5-14
代表者 代表取締役 南原在夏
【受賞理由】
コロナ禍でウイルスと共存する社会へ一刻も早い対応が求められる中、フェイスシールドを生産し、医療機関へ5万個以上の寄付をした活動は、非常に大きな地域・社会貢献と考えられます。近年、経営方針に社会貢献の考えを取り入れ、社員にも活動報告を共有するとともに、事務所の明るい空間づくりや休憩室の設置などの環境整備も進め、社員が一丸となって取り組むCSRの理念を実践していました。
人権・労働部門 優秀賞
株式會社excellent

所在地 東大阪市稲田新町2-5-6
代表者 代表取締役 秋本倫宏
【受賞理由】
社員食堂や女子更衣室のリニューアル、重量物を扱う作業へのパワースーツの導入、スポーツ観戦や社員旅行の取組みなど、従業員が働く環境を大切にする経営者の思いが随所に感じられました。社員同士のコミュニケーションを積極的に図り、一体感やモチベーションを向上させることで、製品の品質向上や仕事の評価につながる経営を実践しています。若い社員が活躍する会社で、活気のある職場づくりへの取組みが感じられました。
奨励賞(1事業所)
環境部門 奨励賞
協立工業株式会社

所在地 東大阪市西堤本通東1-2-16
代表者 代表取締役 林茂元
【受賞理由】
ISO9001やエコアクション21を取得して担当者を置き、洗浄水の再利用やシンナーのリサイクルなど、環境に配慮した対策を実践しています。また、周辺地域の清掃活動で地域貢献や外国人従業員の良好な関係づくりにも努めています。取引先の検査工程を見学させるなど社員教育を進め、付加価値の高い木目塗装に投資し利益率の高い医療業界へ受注先をシフトするなど、環境への配慮と経営のバランスを上手に取っている様子が感じられました。
受賞事業所の活動について
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受賞事業所の活動をまとめた冊子を作成いたしました。
冊子は、市役所本庁舎14階 産業総務課にて配布しています。
令和2年度東大阪市CSR経営表彰授与式
これまでの受賞事業所
これまでに受賞された事業所の活動はこちらからご覧いただけます。