新型コロナウイルスのワクチン接種に便乗した新たな詐欺の手口に注意
新型コロナウイルスワクチン接種に関する詐欺の手口
新型コロナウイルスのワクチン接種に関して「予約を代行する」などとかたって金銭や個人情報を求める不審な電話が全国各地で相次いでいます。
【具体例】
〇「5000円を支払えば、必ず接種ができるように予約を代行する」などという不審な電話
〇「市役所から来ました。予約の代行をします」と突然市役所職員を名乗る者が自宅に来る
【その他】
〇市役所職員を語って「予約を受け付けた」などとウソの電話で、在宅時間や住所を確認された
〇「余ったワクチンを案内している」という不審な電話
〇「ワクチン接種を優先して受けられるので、10万円を振り込んで」という不審な電話
このような不審電話は詐欺の手口です。
被害防止の注意ポイントと対処方法
●ワクチン接種を受ける際の費用は無料です。
●市や保健所、厚生労働省の職員が、個人に対して、いきなり電話やメールで新型コロナのワクチン接種を斡旋することはありません。 (市役所から接種券(クーポン券)が届きます)
●市や保健所、厚生労働省の職員が予約金や保証金、接種費用を求めることはありません。
●ATMで振り込みを求めることや口座番号を聞くことはありません。
●コンビニでAmazonギフト券などの電子マネーを購入し、番号を教えるように求めることはありません。
●市や保健所、厚生労働省の職員が新型コロナウイルスワクチンの接種に関していきなり電話で「現金を持ってきて」「現金を取りに行く」等と要求することはありません。
「怪しいな?」「不審だな?」と思ったら、
★一人で慌てて対応せず、知人や家族、警察に必ず確認・相談してください。
★不審な電話には、会話を続けないことが一番の防犯対策です。
★まず相手を確認してから、番号を調べて折り返すようにしましょう。
★電話でのお金の話は要注意。
★被害を防ぐために自宅電話に対策を。
・留守番電話の活用(知らない人からの電話に直接出ない。)
・電話番号の変更(詐欺の犯人は、さまざまな名簿を持っています。)
・番号表示サービスの利用(相手の番号を確認し、非通知や知らない番号には出ない。)
・防犯機能付電話機等の使用(迷惑電話防止のメッセージを流したり、通話内容を録音する電話機等も販売されております。このような機器も被害防止に効果があります。)
どうか、離れた高齢のご家族にもお伝えください。大事な人の大事な財産を皆さんで守りましょう!