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東大阪市

あしあと

    平成27年度(第4回)東大阪市CSR経営表彰受賞事業所が決定しました!!

    • [公開日:2021年12月6日]
    • [更新日:2021年12月6日]
    • ID:16669

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    本市では、CSR(企業の社会的責任)をテーマとした表彰を行っています。
    この表彰は、「環境」「地域・社会」「人権・労働」のいずれかの分野でのCSR活動と、良好な財務経営を両立している中小事業所を表彰することで、市民が誇ることができる責任ある事業所として信頼と価値を高め、市域の雇用創出や本市産業の振興と発展につなげることを目的としています。

    応募のあった事業所のCSR活動について、書類審査と現地調査を行った結果、次のとおり決定しました。
    いずれの事業所も環境に配慮した活動や地域・社会の発展につながる活動実績があり、今後の継続的な活動にも期待できます。

    平成27年度(第4回)東大阪市CSR経営表彰受賞事業所

    優秀賞(3事業所)

    環境部門    株式会社ツヅキ

    環境部門    株式会社吉武工務店

    環境部門    株式会社シナガワ      

    奨励賞(1事業所)

    地域・社会部門  株式会社ロダン21

    優秀賞を受賞した事業所のご紹介

    株式会社ツヅキ(環境部門)
    代表者代表取締役社長 高橋 浩二
    所在地

    東大阪市西石切町5-1-42

    業務内容

    内外装建材や外断熱の開発・製造・販売・設計・施工 他

    ホームページ株式会社ツヅキのホームページ(外部サイトへ移動します)

    受賞理由
    活動内容

    環境配慮型の「外断熱工法」を社会へ浸透させるため、発信型ビジネスモデルを確立

    環境負荷の低減が、建物の断熱性に影響されることに着目し、「外断熱システム」の開発を始めた。開発コストは掛かるものの、地球温暖化防止のために建物の高断熱化を推進する事業を展開している。
    また、CSR活動は持続可能な経営の取り組みとして重点項目に掲げており、全従業員へ向けた環境配慮型事業所としての説明会実施やホームページ等で理念を公開するなど、会社一丸となって取り組んでいる。
    時代の流れとともに健康・耐久性・省エネに優れた外断熱工法の事業拡大を戦略的に取り組み、地球環境のために社会に浸透させるべく事業革新に挑んでいる。

    【環境に配慮した製品の開発】
    日本では内断熱工法が標準的に採用されるなか、ドイツや北欧の実績に着目しながら、2003年に健康・省エネ・耐久性に優れたRC乾式通気層工法「LLH外断熱通気層システム」を開発。外断熱工法は建物全体を断熱材で包むため、少ない冷暖房により室内を適温に保つことができる特徴がある。首都圏・関西圏における集合住宅を中心に実績を重ね、環境負荷の低減をめざし、地球温暖化防止に貢献している。
    また、外断熱製品の普及拡大を進める一方で、本社社屋にもソーラーシステムを取り入れ、環境配慮型の事業を積極的に展開している。

    【従業員への終身雇用を推進】
    従業員の熟練度を必要とする事業が多く、資格取得報奨金制度によるキャリアップ支援を実施。また、女性が働きやすい環境を強化するために在宅勤務が可能な図面センターを設置した。
    働きやすい環境づくりの成果により過去10年間の離職率は3%程度となっている。女性に限らず全従業員の終身雇用をめざしている。

    【地域社会への取り組み】
    東日本大震災の復興支援の一環として福島営業所を開設。また、毎年社会福祉団体等に寄付を行い、地域社会貢献にも取り組んでいる。

    LLH外断熱通気層システム

    健康・耐久性・省エネに優れた「LLH外断熱通気層システム」

    株式会社吉武工務店(環境部門)
    代表者

    代表取締役 吉田 丈彦

    所在地

    東大阪市池島町1-6-52

    業務内容

    総合建設業、不動産業

    ホームページ株式会社吉武工務店のホームページ(外部サイトへ移動します)
    受賞理由
    活動内容

    「おうちのかかりつけ医」として環境や従業員に優しいオフィスづくり

    環境や従業員に優しいオフィスづくりにより企業活性化の提供をめざしている同社は、環境方針を明確に打ち出し、エコアクション21の認証を受ける等、エコの意識を高く持ち、環境への取り組みを日々実施している。
    また、環境保全の取り組みとともに、会社の「働く空間」は、雨風をしのぎ、労働するだけの場所ではなく「良い仕事ができる空間」づくりをめざし、開発してきた。
    自然と人が集まることができる空間を作れば前向きな創造が生まれ、従業員の意識を変えることのできる企業活性化の大きなチャンスになると考え、健康的な自然素材と環境に配慮した工法による「創造空間~Creative Office~」とブランド化し、従業員のため・企業発展のために提案し続けている。

    クリエイティブオフィス事業 ~「創造空間」の提案~】
    企業活動から出るエネルギー消費は多量になり、企業による環境保全の活動は地球環境のためには不可欠と考え、自社ブランド「創造空間」ではさまざまな環境への配慮を行っている。
    従業員の健康や快適性を考えた自然素材の「シラス壁」や天然自然原料のみで作られた無添加ワックスの使用、調湿・抗菌効果のある無垢の木の活用等、環境に配慮し、従業員に優しいオフィスづくりを積極的に支援している。

    環境保全への活動】
    エコアクション21の認証を取得し、環境への取り組みを環境活動レポートとして公開している。二酸化炭素排出量・廃棄物排出量の削減や環境に配慮した原材料の調達等について、目標・行動計画を定め継続的な改善に努めている。

    地域活動への思い】
    地域に根ざした「おうちのかかりつけ医」として、地域貢献活動も積極的に実施している。
    毎年、地域老人ホームの夏祭りにおいて、業務で出た木材を提供し、子どものための木工コーナーをボランティアで出店。廃材を利用することでリサイクルにも貢献している。
    また、年末に餅つき大会を開催し、従業員や従業員の家族のみならず地域の方々も招き、地域交流を図っている。地元中学校の職業体験、高校・大学生のインターンシップの受け入れを行う等、キャリア教育の推進にも寄与している。

    「創造空間~Creative Office~」

    健康的な自然素材と環境に配慮した工法による「創造空間~Creative Office~」

    株式会社シナガワ(環境部門)
    代表者

    代表取締役 品川 隆幸

    所在地

    東大阪市菱江3-8-25

    業務内容

    工業用・産業用ゴム製品製造販売

    ホームページ株式会社シナガワのホームページ(外部サイトへ移動します)

    受賞理由
    活動内容

    東大阪のモノづくり活性化をめざし「環境や人に配慮した製品開発」

    企業は利益を追求するのは当然であるが、同社は創業当初より持続的に企業発展するためには何が必要であるかを念頭に事業を展開してきた。
    特にCSR経営については力を注いでおり、高品質・高精度のゴム製品・樹脂製品を製造するとともに、CSR経営を明文化し、地球環境への配慮も実践している。
    創業当初からのCSRの思いは形となり、限られた資源を無駄なく活用し、環境負荷を軽減するよう省エネルギー化に努め、環境に配慮した合成樹脂等の商品開発等の「環境と人に優しいモノづくり」につながっている。
    次世代に、より良い地球環境を残し、地域社会へ貢献できるよう従業員全員がエコの意識を高めCSR活動に取り組んでいる。

    会社一丸となった環境への取り組み】
    CSR活動を活発化させるため、各セクションには活動責任者を設置し、特にEMS(環境マネジメントシステム)の勉強会は会社一丸となって取り組んできた。現在は、各セクションが自主的にEMSサークル活動やQC(品質管理)サークル活動を実施し、教育訓練にも効果を上げている。
    また、社内には、各セクションから発表のあったカイゼン結果報告書を貼り出す等して全従業員で共有化している。

    環境負荷の低減に向けて】
    環境保全を推進する事業所として、廃材などを分別し再利用を推進している。
    また、工場における日常のエコ活動として、各セクションの実施責任者指揮の下、ゴミの分別・資源化の徹底、節電(社内照明をLED化)、工場内の環境改善のための3S活動等も積極的に行っている。
    同社代表のCSRへの強い思いは、屋根全面に太陽光パネルを設置した工場を新築する等の積極的な投資を実施し、環境配慮型の中小企業の新たな工場モデルとして稼働することにつながった。

    地元大学との産学連携による社会に貢献する製品づくり】
    抗がん剤には発がん性を持つものがあり、注射器から飛散した抗がん剤の被ばくを無くすための産学連携事業を展開してきた。
    近畿大学と共同研究を行い、注射薬容器からの液漏れを抑制するゴム栓を開発し、医療の安全向上をつなぐ社会に貢献する製品づくりを行っている。

    太陽光パネル

    環境配慮型事業所として太陽光パネルを屋根全面に設置

    奨励賞を受賞した事業所のご紹介

    株式会社ロダン21(地域・社会部門)
    代表者

    代表取締役 品川 隆幸

    所在地

    東大阪市荒本北1-4-17-410

    業務内容

    モノづくりコーディネート、異業種交流グループ運営、モノづくり教育支援事業 他

    ホームページ株式会社ロダン21のホームページ(外部サイトへ移動します)

    受賞理由
    活動内容

    地域社会活性化・モノづくりシステムの新しい形を総合プロデュース

    東大阪の地域活性化・日本のモノづくりシステムの新しい形を提案することを目的に、モノづくりに関する総合プロデュース会社として活動している。
    元気で活力のある同社の異業種グループ「ロダン21」の活動をモデルケースにして、さらに多くのネットワークが広がっていくことをめざす。
    また、次世代のモノづくりを担う小学生を対象とした「モノづくり体験教室」の運営では、子ども達の笑顔や驚いた表情を見る度にCSRの重要性を再認識している。

    ・「モノ作り」、試作開発相談窓口の運営
    総合プロデュースを手掛ける同社代表が毎週窓口相談を実施。

    ・異業種交流グループ活動として、メンバークラスター会議を開催
    参加企業の経営者が集まり、情報交換を行う貴重な交流の場として機能を果たしている。

    ・展示会「情熱モノ作り連鎖展」の企画・運営

    ・廃盤部品・特注部品を受注する「ロダン21パーツ工房」の開設
    廃盤となったパーツや小ロットでどこも請け負ってくれないなどの困難な事例にも対応できるように、パーツ1個から製造を受注し「何でも作れる」東大阪のモノづくり力を発揮している。

    ・NPO法人東大阪地域活性化支援機構の事務局運営
    キャリア教育事業である「モノづくり体験教室」を運営し、東大阪市内53校の小学生を対象に毎年五千人もの子ども達にモノづくりを体験する出前授業を行っている。

    ・自然療法「森の学校」の設立・運営

    ・講演活動
    ビジネスモデルやモノづくりのまち東大阪についての講演活動を全国各地で実施している。

    講演活動

    全国各地で注目を集める代表の講演活動

    お問い合わせ

    東大阪市都市魅力産業スポーツ部産業総務課

    電話: 06(4309)3174

    ファクス: 06(4309)3846

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