市政だより 令和2年9月15日号 6・7面(テキスト版)
利用者負担なし
子育て中の方へ
子育ての不安や悩みに
家庭訪問型子育て支援
「ホームスタート」を利用しませんか
市では、子育ての不安や悩みをもつ保護者を支援するため、ボランティアがいっしょに家事や育児などを行う家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」を行っています。
不安や悩みを1人で抱えず、気軽にご相談ください。
子育ては楽しいことがいっぱいありますが、保護者にとって大変なことやわからないこともいっぱいあります。市では、そうした悩みをもつ保護者を支援するため、家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」を行っています。
ホームスタートとは、未就学の子どもがいる家庭をボランティアが無償で訪問する活動です。育児代行のサービスとは異なり、子育て経験のあるボランティアが保護者の不安や悩みを聞きながら、いっしょに家事や育児などを行います。
40年以上前にイギリスで始まったこの住民同士の支えあいは、日本では約10年前に始まり、今では全国105か所の地域に広がっています。本市でも平成30年からこの活動を始め、地域で子どもを育むあたたかなつながりが生まれています。
次のような子育ての不安や悩みがあれば、気軽にご相談ください。
- 家の中にこもりがちで、子どもと2人だけになってしまい誰かと話をしたい
- 2人目の赤ちゃんが生まれて、上の子が赤ちゃん返りしイライラしてしまう
- 引っ越してきたばかりで地域のことがわからない
- 仕事と家事、育児の両立が大変で毎日がしんどい など
支援内容
保護者の話を聞きながら、いっしょに家事や育児などを行います。
- 子育ての不安や悩みを傾聴
- 公園や子育て広場、病院や健診などへの同行
- いっしょに離乳食や料理を作る など
訪問回数
ボランティアが1家庭につき、週1回2時間の訪問を4回程度行います。
安心安全な支援体制
相談を受けた調整スタッフが利用者とボランティアをマッチングします。また、訪問のたびに調整スタッフがボランティアから報告を受け、次の活動内容を調整します。連絡は調整スタッフを介して行うため、利用者とボランティアは連絡先の交換を行いません。
利用者の声
- ボランティアの方と子どもが遊んでいる様子を見て「こんなこともできたんだ」と新しい発見がありました
- 1人ではないと思えると安心で、いろいろなことがうまく回りはじめ、家族が楽しく過ごせるようになりました
- 双子なので手が足りず、いっしょに遊んだり、食事や寝かしつけをしてくれたりして助かりました
- たくさん話を聞いてもらい、ほめてもらったことで自分自身を肯定できるようになりました
まずは気軽にご相談を
ホームスタートの利用方法など、詳しくは東大阪子育てほっとネットウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、訪問を延期するなど調整する場合があります。
- 問合せ先
-
- ホームスタート・東大阪 070(2311)9891
- 子ども相談課 06(4309)3197、ファクス 06(4309)3818
キャッシュレス決済でポイント還元
9月から「マイナポイント」がスタート
9月から国によるマイナンバーカード(個人番号カード)を活用した消費活性化策「マイナポイント事業」が始まりました。
対象となる決済サービス(電子マネー、コードやクレジットカードなどのキャッシュレス決済)で、チャージまたは買い物をすると、利用金額の25パーセント(上限5000円分)のポイントがもらえます。
マイナポイントをもらうには、事前にマイナンバーカードを取得し、専用のアプリなどでのマイナポイントの予約と申込みが必要です。
マイナポイントをもらうための4つの手続き
- マイナンバーカードを取得
- 専用のアプリなどでマイナポイントを予約
- マイナポイント申込みで利用するキャッシュレス決済サービスを選択
- 選択したキャッシュレス決済サービスでチャージまたは買い物
対応するスマートフォンをお持ちの方またはインターネットに接続するパソコンと対応のカードリーダーをお持ちの方であれば、ご自身で予約・申込みができます。
予約・申込支援窓口を開設
市では、マイナポイント予約・申込支援窓口を開設しています。
窓口では予約・申込み用の端末が利用でき、必要に応じて操作方法の説明などを行っています。なお、あらかじめ利用する決済サービスを決めてからお越しください(決済サービスによっては事前に会員登録などが必要な場合があります)。
- とき
- 月曜日~金曜日9時~17時30分(祝休日、12月29日~1月3日を除く)、第4土曜日9時~16時
- ところ
- 市役所本庁舎1階ロビー
- 持ち物
- マイナンバーカード、利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁)、マイナポイントを申し込む決済サービス(ICカード、専用アプリなど)
対象となる決済サービスや手続方法など、詳しくは総務省ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 問合せ先
-
- 設定支援について=市マイナポイントコールセンター 0570(050)226
※一部IP電話などでつながらない場合は、050(3085)7654へ。 - マイナポイントについて=マイナンバー総合フリーダイヤル 0120(95)0178
- 情報政策課 06(4309)3108、ファクス 06(4309)3816
- 設定支援について=市マイナポイントコールセンター 0570(050)226
Higashiosaka City Town Topics
9月20日はバスの日
俊徳道駅~近畿大学間の新規路線が開通
9月20日は、日本で初めてバスが走ったバスの日です。市内には、公共交通機関として複数のバス路線があり、市民の生活に役立っています。
8月24日から、大阪バス株式会社 がJRおおさか東線・近鉄大阪線俊徳道駅~近畿大学間の直通バスの運行を開始しました。運行初日に行われた出発式で、同社代表取締役社長の西村信義さんは「学生をはじめ地域の皆さんの利便性向上を図ろうと近畿大学へつながる路線をつくりました」と話し、野田市長は「今回新たなバスが運行されたことにより市民の利便性がますます向上します」と感謝の言葉を述べました。
公共交通機関は皆さんの利用で成り立っています。ぜひ積極的に利用しましょう。
- 問合せ先
-
- 俊徳道駅・近畿大学間の路線バスについて=大阪バス株式会社 乗合バス・タクシー事業部 06(4308)0800
- 交通戦略室 06(4309)3216、ファクス 06(4309)3831
高校生ラガーが聖地で汗を流す
市花園ラグビー場を無償開放
新型コロナウイルスの感染拡大により、活動を制限されていた高校生ラガーを対象に、8月23日・30日、9月13日の3日間、市花園ラグビー場を練習会場として開放しました。この取組みは、全国高校ラグビーフットボール大会の予選を前に、夏合宿が中止になるなど充分な練習ができていない府内の高校生ラガーに対して、市花園ラグビー場の第1グラウンドを提供することで、「ラグビーのまち東大阪」として高校ラグビーの支援をするものです。この取組みには府内の高校ラグビー部30チームが参加しました。
初日の8月23日には10チームが参加。グラウンドを2分割して各チームが使用し、パスやタックルの練習をしたほか、練習試合なども行い、思い思いの練習に励んで全国大会出場などの目標へ意欲を高めていました。参加した四條畷高校のキャプテン・國松和馬さんは「久しぶりのフルコンタクトの試合を、ラグビーの聖地花園の第一グラウンドで行えたことを本当にうれしく思っています」と笑顔で話していました。
高齢者や子どもが狙われています!
手口を見抜いて犯罪の防止を
特殊詐欺の被害が多発しています
近年、高齢者を狙った詐欺の電話が多発しており、市内でも被害が発生しています。
親族や公共機関の職員などを装って電話やハガキ(封書)などで相手をだます特殊詐欺は、言葉巧みに被害者を信じ込ませ、お金を振り込ませたり、キャッシュカードを手渡させたりするなどの手口でお金をだまし取ります。
被害者の80パーセント以上が65歳以上の高齢者で、市内では昨年中に92件の被害が発生し、今年1月~7月にも、15件の被害が報告されています。
特殊詐欺の手口
犯人グループはさまざまな手口で高齢者のお金をだまし取ろうとします。
最近多くみられる手口は次のとおりです。
- 息子になりすまし、「会社のお金を使い込んだ」「すぐにお金を返さないと訴えられる」などと電話をかけてお金を要求する
- 百貨店や家電量販店の店員になりすまし、「あなたのクレジットカードが悪用されている」「キャッシュカードも悪用される恐れがある」「悪用されないように銀行協会に伝えておく」などと電話をかけた後、警察官や銀行協会職員になりすました犯人がキャッシュカードをだまし取りに来る
- 市役所や年金事務所などの職員になりすまし、「税金(保険料・医療費)を払いすぎていたので返金する」などと電話をかけてATM(現金自動預払機)に誘い出し、携帯電話で指示しながら被害者にATMを操作させ、犯人の口座にお金を振り込ませる
※ATMで税金、保険料、医療費が返ってくることはありません。
特殊詐欺の未然防止方法
被害に遭わないためには、次のような対策が有効です。
- 普段から両親や祖父母と電話で話したり、訪問したりしてコミュニケーションを取っておく
- 家族を名乗る電話にだまされないよう、あらかじめ家族にしかわからない「合言葉」を決めておく
- お金やカードに関する電話については、決して1人で判断せず、必ず家族や知人に相談する
- 防犯対策機器や防犯機能付きの電話機を利用する
- 留守番電話やナンバーディスプレイ機能を活用し、知らない電話には出ない
- 多額の出入金はATMでなく、金融機関の窓口で行う
大切なお金をだまし取られないよう、「私は大丈夫」と考えず、「私も被害に遭うかもしれない」という気持ちをもち、しっかり対策してください。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
子どもを犯罪から守る
5つの約束
親の目の届かない場所には、危険がたくさん潜んでいます。子どもたちにも防犯意識を身につけさせ、被害に遭わないよう次のことにご注意ください。
- 屋外で幼児などを一人遊びさせない
- 幼児などの遊び場や、友達などをよく把握しておく(防犯ブザーを活用しましょう)
- 通学はグループ単位で集団登下校させる
- 家庭において子どもたちに「5つの約束」を繰り返し話す
5つの約束
- 約束1
- 1人で遊ばない
- 約束2
- 知らない人に、ついて行かない
- 約束3
- 連れて行かれそうになったら、大声で知らせる
- 約束4
- 「誰と」「どこで」「いつ帰る」を、お家の人に言ってから出かける
- 約束5
- 友達が連れて行かれそうになったら、すぐに大人に知らせる