やかんや水筒等の金属製容器の使用方法にご注意ください!
酸性の飲み物による金属の溶出に伴う食中毒について
アルミニウムや銅、鉄など、金属で作られた容器や調理器具は、酸性の食品に接触すると金属が溶け出すことがあります。
容器や調理器具に傷がついていたり、酸性飲料を長時間保管するなど誤った方法で使用すると、金属成分が食品や飲み物中に溶け出し、頭痛・めまい・吐き気・下痢等の健康被害につながることがあります。
1.食品が接触する容器の内部にサビやキズがないか確認しましょう
サビやキズがあると金属成分が溶け出すことがあります。特に、落としたりぶつけたりした場合、見た目では異常がないように見えても破損していることがあります。使う前にはよく確認しましょう。
2.酸性の飲み物を長時間、金属製の容器に保管しないようにしましょう
炭酸飲料、乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料などの飲み物は、酸性度が高いです。長時間保管することにより、金属成分が溶け出すことがあります。
やかんや水筒等の説明書や注意書きを確認しましょう。
3.古くなった容器は、定期的に新しいものに交換しましょう
古くなった容器は、劣化して内部が破損していることがあります。思わぬ事故を防ぐためにも、定期的に新しいものに交換しましょう。