市政だより 令和2年6月1日号 6・7面(テキスト版)
防犯意識を高めよう!
犯罪のない安全安心な暮らしの実現を
市民・警察・市が連携した治安対策を実施
市では、市民の安全安心な暮らしを実現するため、さまざまな治安対策事業を積極的に行い、犯罪の抑止に取り組んでいます。市民一人ひとり、また市域全体での防犯意識を高めましょう。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3858
オレオレ詐欺などの特殊詐欺にご注意!
昨年における市内の刑法犯の認知件数は4742件で、前年の5831件と比べて約19パーセント減少しており、市で行っている防犯カメラの設置などの施策に、一定の効果があったと考えています。しかし、社会問題となっている特殊詐欺については、今年に入ってからも高齢者を狙ったオレオレ詐欺の被害や、新たな手口として新型コロナウイルスに便乗した不審なメール・電話が認知されており、今後も対策が必要です。これらの犯罪の被害に遭わないためにも、市が行う治安対策とあわせて、市民一人ひとりが防犯意識を高め、安全に安心して暮らすことができる地域社会を実現するための対策を講じていくことが重要です。
警察署と連携した防犯カメラの設置
市と市内3警察署が連携して犯罪抑止効果が期待できる場所を選定し、平成25年度からの5年間で合計600台の防犯カメラを設置しました。
従来からのものとあわせ合計730台の防犯カメラを設置しており、昨年度は120台の防犯カメラを新しい機種に更新し、今年度も更新していく予定です。
- 問合せ先
- 危機管理室
安全安心なまちづくり推進事業
市では、安全安心なまちづくり推進事業として、市内3警察署と協働で、さまざまな安全対策啓発キャンペーンを実施しています。
今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮しながら、次のキャンペーンを実施予定です。
- サイバーセキュリティ対策として、インターネット安全利用教室を実施した学校の生徒への啓発モバイルバッテリーの配布
- 自動車関連犯罪対策として、ナンバープレート盗難防止ネジの取付け
- 女性・子ども安全対策として、市内で防犯ブザーを配布する性犯罪・子ども安全対策 など
- 問合せ先
- 危機管理室
地域における治安対策活動
安全で安心して暮らせるまちづくりのために、自治会や防犯協議会が一戸一灯運動や年末の夜警、各種防犯キャンペーンを行っています。
自治会においては、まちを明るく、また犯罪の未然防止など地域の安全を守るため、防犯灯を設置しています。市では、防犯灯設置に対し、一部補助金を交付しています。
また、各防犯協議会では、年末の夜警や警察署などと連携し特殊詐欺、子どもや女性を狙った犯罪、街頭犯罪などの防止を目的とした街頭キャンペーンを行っています。
- 問合せ先
-
- 公民連携協働室06(4309)3319、ファクス06(4309)3812
- 地域活動支援室 06(4309)3161、ファクス06(4309)3861
青色防犯パトロール
活動支援事業
青色防犯パトロール活動とは、大阪府警察本部から証明を受けたボランティア団体が、青色回転灯を装備した車両を使用してパトロールする自主防犯活動のことです。児童の登下校時や犯罪や事故が発生しやすい夕方から夜間にかけて車両を走らせ、パトロール活動をしています。
地域での防犯活動をさらに活性化させるため、青色防犯パトロール活動をする団体へ、日々の活動費に対する補助金およびパトロール専用車の購入費にかかる補助金を交付しています。
- 問合せ先
- 地域活動支援室
商店街共同施設設置事業
市では、市内の商店街を訪れる方の安全安心な買い物環境づくりのため、街路灯や防犯カメラの設置に対し補助金を交付しています。対象は市内商店街振興組合などの商業団体です。
- 問合せ先
- 商業課 06(4309)3176、ファクス06(4309)3846
子ども安全安心推進事業
学校園では、子どもたちの危機予測・回避能力向上の取組みとして防犯教室や不審者対応訓練を実施し、園児・児童・生徒および教職員の安全に対する意識の向上を図っています。
また、「地域の子どもは地域で守る!」「子どもの安全はみんなの力で!」を合言葉にスタートした愛ガード運動により、子どもたちは安心して登下校を行い元気に学校園生活を送れています。さらに、不審者対策として小学校新1年生を対象にトライくん型防犯ブザーを配付しています。今後も学校園・地域・家庭が一体となった安全確保の取組みをさらに推進していきます。
- 問合せ先
- 学校教育推進室 06(4309)3268、ファクス06(4309)3838
少年補導活動事業
市では、各小学校区ごとに少年補導員を募り、地域の街頭補導活動や祭礼巡視・地域浄化キャンペーン活動などの青少年の非行化防止活動事業や、すこやかテレホン事業を実施しています。
学校のこと、友達や家庭のこと、いじめや不登校など心配なことがあれば青少年補導センター(06-6721-9174〈火曜日~土曜日10時~16時〉)にご相談ください。詳しくは青少年補導センターウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 問合せ先
- 青少年教育課 06(4309)3281、ファクス06(4309)3835
不法投棄対策事業
市では、不法投棄ごみの問題に迅速に対応するため、定期的な市内巡回パトロールや不法投棄ごみの相談・撤去を行っています。
また、不法投棄の抑制を目的として、不法投棄禁止看板を作成し、無料で貸出しをしています。さらに市内の不法投棄多発地区には、監視カメラを設置し警察署と連携することで、不法投棄の防止・抑止に努めています。
- 問合せ先
- 美化推進課 072(961)2100、ファクス072(961)2418
新型コロナウイルスに便乗して増加
特別定額給付金の詐欺にご注意!
大阪府内で、特別定額給付金に便乗した詐欺と思われる不審な電話やメールが送られてくる事案が続いています。
給付金の手続きに関して、国や市町村、金融機関の職員などが次のようなことを行うことは絶対にありません。
- 口座番号や暗証番号を聞き出す
- ATM(現金自動預払機)の操作をお願いする
- キャッシュカードを預かる
- 受給にあたり、手数料の振込みを求める
- Eメールを送り、URLをクリックして申請手続きを求める
- コンビニなどで電子マネーを買うことを求める
また、固定電話機にガイダンス音声で「新型コロナの給付金の申請手続きの代行サービスを行います。代行サービスを依頼する場合は、●番を押してください」など、申請手続きの代行サービスを装った不審な電話もかかっています。
このようなメールや電話があれば、詐欺を疑い、警察へ110番通報または警察相談専用電話(#9110)に連絡してください。
- 問合せ先
- 危機管理室
食生活を見直してみましょう
6月は「食育月間」
6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です。食べることは生きることです。生涯にわたって心も体も健康で、いきいきとした生活を送るために、この機会に日頃の食生活を見直し、家族そろって楽しく食卓を囲んでみませんか。
第3次市食育推進計画では、健全な食生活を実践して、健康で活力あるライフステージを過ごせるようさまざまな食育活動に取り組んでいます。食育の目標では、「朝食を欠食する市民の割合」を減らすことを掲げていますが、割合は悪くなっています。
朝食は眠っていた体と脳を起こす体内時計のリセットには欠かせないものです。しっかりと朝食を食べることは、元気で一日を活動的に過ごすスイッチを入れる役割があります。また、肥満や糖尿病などの生活習慣病を予防・改善するためにも朝食をとり、規則正しい食生活をおくることが大切です。
朝食を抜き、昼食をがっつり食べることで血糖値が急激に上がります。これを「血糖値スパイク」といい、放置していると糖尿病になりやすいだけでなく、心臓病などの血管の病気やがんなどの合併症を生じやすいといわれています。欠食せず、バランスの良い朝食を食べましょう。
- 朝食を食べないと
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- 午前中頭がボーっとする
- 力が出ない
- イライラする
- 成績や仕事の効率が上がらない
- 朝食を食べると
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- 午前中の集中力が上がる
- 体内時計が整う
- 便秘予防になる
- 運動能力が上がる
主食・主菜・副菜をそろえてバランスの良い食事を!
バランスの良い食事は、体の調子を整えメタボ予防にも効果的です。主食・主菜・副菜をそろえ、乳製品や果物を適量とり、バランスの良い食事を心がけましょう。また、毎日の食事でできるだけさまざまな種類の食材を取り入れ、食事量は腹八分目にしましょう。
- 主食(ごはん、パン、めんなど)=体を動かすエネルギーとなる炭水化物を多く含む
- 主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)=主に血や肉となり、体をつくるもととなるたんぱく質を多く含む
- 副菜(野菜、海藻、きのこなど)=主に体の調子を整えるビタミン、食物繊維を多く含む
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
回答にご協力を
国勢調査が実施されます
今年は5年に1度の国勢調査の年です。国勢調査とは、10月1日現在、日本国内に住んでいる全ての方を対象に、総務省統計局が実施する統計調査です。回答項目は、世帯員の数や従業地・通学地などです。
大正9年の第1回調査から、今年で100年目の節目を迎えます。令和最初の国勢調査に、皆さんの理解と協力をお願いします。
何に役立つの?
- 法定人口としての利用=衆議院の小選挙区などが国勢調査の「人口」を基準に改正
- 民間企業=新しい店舗の立地の計画や需要の分析などに活用
- 大学など=国勢調査の結果を基礎資料として社会・経済の分析や研究などに活用 など
回答方法
インターネットで回答
パソコンやスマートフォン、タブレット端末などでも回答できます。
調査票で回答
紙の調査票に記入して回答します。調査票は、配布される返信用封筒(切手不要)などで提出します。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、調査時期・方法などが変更になる場合があります。
- 問合せ先
- 情報政策課 06(4306)3160、ファクス06(6781)0707
4月からはコンビでモノづくり東大阪応援大使に就任!
お笑いコンビ モンスターエンジン
このほど、お笑いコンビ・モンスターエンジンのお2人に対して「モノづくり東大阪応援大使」の委嘱を行いました。
市では、本市出身で実家がモノづくり企業を営んでいるお笑いコンビ・モンスターエンジンの西森洋一さんに、平成29年11月から「モノづくり東大阪応援大使」を委嘱しています。就任後はテレビやラジオ、YouTubeなどのさまざまな媒体を通して、東大阪のモノづくりを積極的にアピールしていただいています。
また、相方の大林健二さんとともに、コンビで東大阪ふれあい祭りやワークショップアカデミーin花園中央公園に出演していただき、多くの市民やメディアが集まる中で、モノづくりのまち東大阪の情報発信を行っていただきました。
今後は、お笑いコンビ・モンスターエンジンとして、さまざまな場面においてモノづくりのまち東大阪をアピールしていただきます。
モンスターエンジンからのコメント
- 西森さん
- 「東大阪の工場に若い人たちが来るようにがんばっていきたいと思います」
- 大林さん
- 「コンビで就任させていただいたので、東大阪のためにがんばりたいと思います」
- 問合せ先
- モノづくり支援室 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846