平成25年1月21日 金環日食の感動を歌に 歌会始入選の喜びを野田市長に報告
16日に皇居・宮殿「松の間」で行われた「歌会始の儀」に西日本から唯一出席した明浄学院高等学校2年の瀬利由貴乃さん(宝持)が21日、市役所を訪れ、野田市長に喜びを報告しました。
歌会始は共通のお題に沿って歌が詠まれるもので、遅くとも鎌倉時代中期には始まったといわれています。
今回のお題は「立」。アメリカやブラジルなど海外からも応募があり、選考対象となったおよそ1万7800首から10人の入選者に選ばれ、西日本からは、唯一瀬利さんの歌が入選しました。
瀬利さんの歌は「人々が同じ時間に立ち止まり空を見上げた金環日食」。学校に向かう通学路で大勢の人々が立ち止まって金環日食を眺める情景の感動をありのままに歌にしたそうです。
市長は「瀬利さんの歌を聞いたときに、情景がパッと思い浮かびました。将来、今回の経験などを若い人たちに伝えてあげてください」と話していました。