平成24年8月30日 忘れないで 大災害の恐ろしさ 防災パネル展
災害の恐ろしさと日ごろの備えの大切さを伝える「防災パネル展」が30日から9月5日まで、市役所の1階多目的ホールで行われました。
この催しは、9月5日までの「防災週間」と毎年台風が数多く到来する9月にあわせ、市民および職員らに災害時における防災活動についての認識を深めてもらい、災害発生時の心構えを確認してもらおうと毎年開催しています。
会場には、東日本大震災で発生した津波の脅威や阪神淡路大震災での甚大な被害を伝える写真パネルをはじめ、非常持ち出し品リストや避難時の注意事項を表記したパネルなど32点が展示されました。また、第1次避難所である市内80か所の市立小中学校に保管されている災害用備蓄物資の展示のほか、耐震補強に関するパンフレットや市内の避難所と公的機関の緊急ダイヤルなどをまとめた「防災マップ」などを自由に持ち帰ることができるようコーナーを設けました。訪れた市民はパネルや備蓄物資などを興味深そうに見学し、災害時の心構えを確認していました。
危機管理室の担当者は「この機会に非常持ち出し品の確認を行うなど、ご家庭でできる防災対策を今一度考えていただきたい」と話していました。