平成23年10月14日　秋空に響く「チョーサジャ」～枚岡神社・秋卿祭

　河内国一ノ宮で知られる枚岡神社で14日、「チョーサジャ」の独特な掛け声に合わせて布団太鼓台が境内を練り歩く秋郷祭が行われ、大勢の参拝者に見守られながら太鼓台は威勢良く宮入りしました。
　今年は、あいにくの雨となりましたが午前中に町内を練り歩く9地区23台の布団太鼓台は、午後2時には鳥居町にある「一の鳥居」に集合しました。その後、出雲井・鳥居太鼓台を先頭に、約1km離れた枚岡神社に向けて出発。「チョーサジャ、チョーサジャ」と声を張り上げながら、ハッピ姿の担ぎ手らが力強く急な坂道を登っていきます。
　午後3時半になると雨よけのビニールを被せられた太鼓台を担ぎ手が高く持ち上げながら宮入りが開始しました。
　日が落ちるころにはすべての太鼓台が宮入りを完了し、午後7時ごろから「中がき」がスタートする。「中がき」は、宮入りした順に改めて各太鼓台が参道を何度も往復してその勇壮さを披露するもので、祭りの盛り上がりは最高潮に達しました。
　境内には威勢のよい掛け声と太鼓の音が響き渡り見物する参拝客は豪華で美しい太鼓台と担ぎ手に大きな歓声を送っていました 。