平成23年1月20日 文化財を火の手から守れ~消防訓練を実施
26日の文化財防火デーを前に、東消防署が20日、日下町8の大龍禅寺で消防訓練を行いました。
「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に法隆寺金堂からの出火により、国宝の壁画が焼けてしまったことを受けて制定。文化財を火災、震災その他の災害から守るため、全国的に文化財防火運動が展開されています。
この日は、同市東消防署員と東地区消防団員、寺関係者らが参加し、仏殿から出火した想定で訓練が始まりました。煙に気づいた白木住職が火災を確認すると「火事だ、火事だ」と大声で叫んで周囲に火災発生を知らせて119番通報し、関係者らは消火器を使った初期消火を行いました。また、消防隊員や地元消防団らによる放水も行われ、地元の自治会役員らは真剣に訓練を見守っていました。